2025年1月10日

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点在する現場情報の共有・現状把握に有効な
画像・映像情報、グループ通話機能を知ろう!

-  長野県国民保護共同実動訓練でご活用いただいたテレネット製品を振り返り、

 飯田市ご担当者様インタビューも交えてお届けします -

 

 

2024年11月7日(木)、消防庁・長野県・飯田市が主催し、国民保護法に基づき飯田市内で開催された「長野県国民保護共同実動訓練」にて、飯田市様の要請を受け、テレネット製品をご活用いただきました。

 

点在する各訓練現場のライブ中継をパブリックビューイングでご確認・ご共有いただいた、ライブ中継・遠隔支援アプリ「ライブGO!」、避難所の受け入れ訓練をスムーズかつ迅速にサポートした、自治体様向け避難所名簿デジタル管理システム「らくらく避難所くん」、またライブ中継の撮影を行ったテレネットスタッフは、防災機能ワンパッケージ無線機「ハザードトーク」のグループ通話機能とアクセサリーのBluetooth型PTTボタン付きイヤホンマイクを併用することで、全員での情報共有・各現場状況の把握を一斉にハンズフリーで行いました。

 

このコラムでは、飯田市 佐藤市長の訓練後インタビューで「情報を共有・把握するうえで、映像の情報が非常に有効。できるだけ画像・映像による情報収集ができると良い」とコメントもいただいた“情報共有”をテーマに、実際の使用方法やメリットを、飯田市危機管理課 和泉様へのインタビューも交えてご紹介いたします。

 

 

1. 画像・映像・位置情報で視覚的に情報を共有するメリット

 

 

人と人がコミュニケーションを図る際、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で、相手に影響を与えるという心理学の法則、「メラビアンの法則」が示しているように、視覚から入る情報は人間の認知にとても大きく影響し、迅速な情報共有や状況把握に役立ちます。

 

長野県国民保護共同実動訓練時は「ライブGO!」を使用したパブリックビューイングで各訓練拠点のライブ中継を行い、訓練拠点から離れた場所にいるご参加者にも、各拠点の訓練内容や動きをご共有いたしました。

 

ライブGO!パブリックビューイングのようす

パブリックビューイングのようすと現場で撮影するテレネットスタッフ

 

 

ライブGO!の管理画面は、6拠点までのライブ中継を一度に確認したり、撮影者の位置情報をGoogleマップ上にプロットした地図も見ることが可能です。もちろん気になる1つの現場の映像を大きく映し出すこともできます。

 

また、撮影は専用カメラ不要で、いつもお使いのiPhoneまたはハザードトーク」で行えます。TeamsやZoomのように、参加者待機中で中継が始められないということもなく、撮影者主導で中継をスムーズに開始。中継動画は自動保存され、重要シーンのスクリーンショット撮影やファイル名設定も簡単に行うことができ、ファイルを一元化して保管可能です。

 

 

2. インタビューで伺う、ライブGO!の活用シーン

 

実際に訓練のようすをパブリックビューイングで閲覧された、飯田市危機管理課 和泉様にお話を伺いました。

 

飯田市泉様

飯田市危機管理課 和泉様

 

 

テレネット:
今回の、ライブGO!を使用したパブリックビューイングでのライブ中継について、ご感想をお聞かせください。

 

和泉様:
ライブ中継により、現場の臨場感を味わうことができました。
今回はナレーションや実況がなかったですが、それらが入るとより現場をイメージできたかと思います。

 

テレネット:
ライブGO!は撮影者と管理者=閲覧者の双方向で会話ができ、オンタイムで撮って欲しい画角など細かい指示が出せることも特徴の1つです。

次回はそのような「声=音声」の情報もぜひ取り入れていきたいと思います。

今回のようなライブ中継について、他の機会で「使ってみたい」と思われるシーンがあれば教えてください。

 

和泉様:
ツアーオブジャパン(自転車レース)や登山マラソンなどの際に、最後尾の車両やランナー補助者にライブGO!の入った端末を装着して中継することで、ランナーの現在地や走行状況が把握できると思います。

 

テレネット:
なるほど!ライブ中継をすることで、より詳細な状況が伝わりますね。
ライブGO!は、建設業や運輸業、警備業や福祉業などでの進捗報告や現場状況共有に役立つと考えていましたが、スポーツやイベント時にもマッチしますね。

 

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3. 防災機能ワンパッケージ無線機「ハザードトーク」を使ったメンバー間情報共有

 

ハザードトークM1

 

災害時に繋がりやすいだけではなく、市区町村での平時のイベント時にも活用される「ハザードトーク」。今回はライブ中継の撮影を担ったテレネットスタッフのチーム全員で、一斉に情報共有を速やかに行うため、アクセサリーのBluetooth型PTTボタン付きイヤホンマイクを使い、ハザードトークのグループ通話機能で各訓練拠点の情報をシェアし合いました。

 

著者も現場でグループ通話に参加していましたが、スムーズに各地点の注目すべき動きや、リーダーによる指示事項がクリアな音声で共有でき、またイヤホンによりハンズフリーで機動性が良い点もこのような現場にマッチするという印象を受けました。

 

飯田市危機管理課 和泉様からも、「今まで飯田市のイベントでは、基本的にトランシーバーを使用していましたが、ハザードトークを中・長距離でのやりとりに活用できるのではないかと思いました」とのコメントをいただきました。
平時での活用は、いざ災害が発生した際の操作に慣れる意味でも有効なため、ぜひご活用いただきたい使用方法です。

 

なお、衛星電話とは異なり、屋内・屋外を問わず通信でき天候にも左右されないため、お客様の中には、自社だけでなくグループ会社も含めた通信やグループ通話のためにご採用いただいている企業様もいらっしゃいます。1対1の通話しかできないと、伝えなくてはならない人数分、何度も電話をかけなくてはならずタイムラグも発生しますが、グループ通話では同時・一斉に情報を共有できることが強みです。

 

「情報共有」「状況把握」という側面で、ハザードトークには写真・動画・位置情報共有機能ハザードビュー」もあります。
災害時など速やかな情報共有が必要な場面にて、ハザードトークで写真・または動画を撮影し、緊急度などのタグを選び送信するだけで、ハザードトークでグループ登録されているメンバー端末間及び、管理者に共有することができます。

 

ハザードビューの管理画面は専用PCがなくても、いつもお使いのPCで閲覧可能。各撮影者の位置情報もマップ上に自動でプロットされ、時系列にサムネイルが表示されます。緊急度やインシデント別に情報をソートすることも可能なため、正確な情報を素早く集約でき、迅速な初動の方針決定が可能となります。

 

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4. 採用しやすい費用感

 

ライブGO!:


月額使用料は、なんと1,000円/id~と、手ごろにライブ中継が始められる低価格です。
最低id数は5idから。専用カメラも不要でiPhoneやハザードトークで撮影ができます。

 

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ハザードトーク:

 

月額基本使用料1,800円~。各種衛星電話やMCA無線と比較し導入しやすい価格でご提供しています。

そして、各種衛星電話やデジタルMCAと異なり、屋内屋外問わず通話が可能です。

 

また、
・MCAアドバンスは2027年3月31日
・デジタルMCAは2029年5月31日
・ソフトバンクの衛星電話スラーヤは2024年8月31日
・NTTドコモのワイドスターⅡは2028年3月31日
にサービス終了との発表が出ています。

 

ただいまお得な乗り換えキャンペーンも実施中!
ぜひ無料デモ機貸し出しで使用感や通話品質を体験してみてください。

 

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◆あわせて読みたい「らくらく避難所くん」

 

長野県国民保護共同実動訓練では、自治体様向け避難所名簿デジタル管理システム「らくらく避難所くん」もご活用いただき、避難所の受け入れ訓練をスムーズかつ迅速にサポートしました。

 

らくらく避難所くんによる避難所受け入れ訓練

「らくらく避難所くん」で運転免許証などを読み取り、スムーズに避難所受け入れ

 

 

長野県の阿部知事からは、訓練後のインタビューで「避難所で快適に暮らしていただくため、デジタルデータを活用して、速やかにどういう方が避難されているかという情報をしっかり把握していくことは非常に重要」というコメントをいただき、飯田市危機管理課 和泉様からは「避難所受付の電子化を見据え、避難所受付の迅速化を図る本実証実験の試みは良好」とのコメントをいただいています。

 

マイナンバーカードや運転免許証、各自治体様独自のIDカード(カスタマイズ可能)、事前に発行したQRコードなどをかざすだけで基本4情報を読み取り、迅速な避難所受け入れを可能にするほか、迅速な名簿の生成自動化とデジタル名簿化により、入所者の方の検索や、市区町村のホームページでの入所者情報公開(ご希望者のみ)もスムーズに行えます。
また、視覚的な情報共有として、マップ上の各避難所の避難人数や混雑度が一目でわかる機能も搭載しています。

 

災害備蓄品の管理など、避難所運営のDX化に必要な機能を取りそろえた「らくらく避難所くん」。デモ環境の貸出も予定しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

>らくらく避難所くんの詳細情報はこちら
>お問い合わせはこちら

 

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