2019年6月7日
防爆機器(防爆構造電気機械器具)とは
弊社のハザードトークシリーズには防爆対応の機器もございます。
防爆対応のハザードトークを利用する事で、連絡の度に防爆エリア外へ出るようなことは不要となり、防爆エリア内にいるままで内線や外線通話や写真動画(図面/資料)などの確認もでき、業務も効率的に行えます。
もちろん災害時に一般携帯電話の発信規制時でも通信して頂けます。
ご要望がございましたら、お問い合わせよりご相談ください。
■そもそも防爆機器(防爆構造電気機械器具)とは、
可燃性のガス(蒸気)または可燃性の粉塵が空気中に含まれ、爆発または火災が発生する恐れのある場所で電気機械器具を使用する時は、防爆性能を有する防爆構造電気機械器具でなければ使用してはならないと、労働安全衛生規則に定められています。
つまり可燃性のガスなどを取り扱っている工場などでは、電気機器が着火源となり爆発または火災が発生しないように、検定に合格した機器しか使用してはならないということになります。
■防爆機器を使用しなければならない場所とは、
可燃性ガス・蒸気の放出・漏洩の頻度および爆発性雰囲気(爆発または火災が発生する気体)の持続時間により3つに区分されています。
◆ZONE0
可燃性のガスまたは蒸気などが連続的に、長時間又は頻繁に存在する区域
◆ZONE1
可燃性のガスまたは蒸気などが通常運転中でもときどき生成する可能性がある区域
◆ZONE2
可燃性のガスまたは蒸気などが通常運転中に生成する可能性がなく、生成しても短時間しか持続しない区域
検定対象となる機器は、モーターなどの回転機、変圧器、照明器具、計器類、無線などの通信装置などがあります。
検定申請者は機器の製造者または輸入者であり、公益社団法人産業安全技術協会(https://www.tiis.or.jp/)が検定を実施します。
検定に合格すると防爆構造電気機械器具型式検定合格証が交付され、型式検定合格番号が付与されます。有効期間は3年ですが更新検定の手続きをとることにより有効期間を更新することができます。
その他の災害時の通信には「ハザードトーク」「ハザードプロ」
テレネットでは、今後予想される自然災害に備えて、2つの防災製品を提供しています。
防爆タイプが必要でない場合は、ぜひこれらの製品のご活用をご検討ください。